会期 | 2002年3月6日(水)〜9日(土)・11日(月)〜16日(土)
午前11時〜午後6時(最終日は午後3時まで) |
会場 | 銀座東和ギャラリー ※営団地下鉄銀座線「銀座駅」徒歩3分/都営浅草線「東銀座駅」徒歩1分 |
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ああその驚き、展望―音楽が電光と共に二重に、私を奪ひ去つた。 「私の詩作について」より |
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かうして長い間、厭人癖の孤独に生活してゐた僕が、三好君と知つて以来、 大いに人生観を明るく一変するやうになつて来た。 「「四季同人印象記」より |
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爾来、友情と云ふには相当しないが、 敬愛の念をかへずに僕はこの大詩人に親炙しうる幸福をもつてゐる。 「交遊録」より |
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歌集の題字、同封御覧に入れます。気に入らねばいくらでも書き直します。 ……僕の詩集「氷島」も五月中に出版。出たら是非貴君の批評を願ひたく、約束しておきます。 三好達治あて書簡(昭和9年4月24日)より |
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一括して申上げて、それは不自然な印象であります。 ……ある意味では詩歌よりもなほ一層詩的な、人生そのものの悲愁を感じ、眼底の熱くなるのを覚えます。 「詩集『氷島』に就て―萩原朔太郎氏への私信―」より |
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しかしポエヂイの本質するエスプリに就いて、三好君の非難するところは僕に断じて肯定できない。 ……僕等は昔から理解し合った「心の友」だ。今さら何も言ふこともなく、この上説明することもない。 「六号雑感」より |
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かけがへのない二人目のない唯一最上の詩人でした 「師よ 萩原朔太郎」より |